こんにちは。
株式会社パンダビジョンの佐野と申します。
僕は、お笑いの吉本興業での広報PRの担当として記者会見やメディアプロモーションなどの実務を多数経験しております。
起業後も知り合いのeスポーツ団体の広報PRを手伝ったりしております。
「ePARA」という障がい者の社会参画を応援するeスポーツ団体です。
取材案内の郵送(50通以上)、プレスリリース配信(2回)、過去に取材していただいた媒体担当者に個別連絡などを実施しました。
2020年5月の「ePARA」のイベントでは、朝日新聞、産経新聞、毎日新聞、共同通信、NHKなど大手メディア様のご取材をいただきました。いわゆる広告換算では、5000万円を超えました。(広告換算価値はあくまで一つの指標です)
それぞれの取材記事や番組では、担当記者様や番組のディレクター様の思いを感じ、とても感激しました。
結果的に「ePARA」の認知度や信頼性などを高めることができました。
そんな僕が考えているメディアプロモーションをまとめてみました。
・まずは記者・編集者・ディレクターに届ける方法を考える
メール(担当者を知っている場合)、リリース(広く浅く)、郵送(たくさんの記者がいる大手メディアでピンポイントで担当者に届ける)
・取材者が気持ちよく取材できるように行動する
メディア側に立ってあげて、バランスよく取材調整する。
・しつこく連絡しすぎない(TPOを考える)
電話はここぞと言う時に限る。メールはしつこくなりすぎないように。
・マスコミ関係者への接し方は謙虚に
日々、たくさんの取材をこなし多忙な方々。どんな急な依頼でも「取材していただく」という態度で接する。
・ニュース価値を必ず用意する
紙面、誌面、電波、Webのジャンルに関わらず、ニュース媒体はマスコミにとっての売り物なので、掲載する価値(読者が興味を持つ。社会的意義がある)を用意すること。独自の情報やたくさんの人が興味を持つ情報がないとどんなに情熱を持ってプロモーションしても掲載にはいたらないです。
といったことです。
この辺りを徹底しても、掲載可否の判断は結局のところ相手次第なので、やれることをやったのであれば、記事が出なくても諦めが必要です。
時々、他の企業の方からも広報PRの相談をいただきます。しかし、うまくいかない例も多いです。
・自社のプロダクトやサービスへの思い入れが強すぎる
プレスリリースを工夫さえすればニュースになると思っている。自社のプロダクトやサービスの価値を過信している。
・広報PR担当がプロジェクトチームに入っていない
経営陣やプロジェクト担当が決めたことを、下請けのように広報PRに伝達する。リリースのタイミングや打ち出し方など、広報PRの視点からの意見も受け入れることが大事。
このような理由で、せっかくの自社のプロダクトやサービスの広報PRがうまくいかないということは非常に多いと感じています。
会社名:株式会社パンダビジョン
代表取締役:佐野篤
設立日: 2019年6月3日
所在地:東京都渋谷区代々木
コーポレートサイト:https://panda-vision.co.jp/
お問い合わせ:info@panda-vision.co.jp