ススメルの誕生。2018年10月25日の出来事。
僕は、コインランドリーでボーッとしていました。
僕にとって、コインランドリーは、落ち着ける場所です。
理由は分かりません。(余談:最近のコインランドリーは、とてもオシャレで、過ごしやすく工夫しているのがトレンドです)
とても個人的な話なので、お話しするのは気が引けますが、2017年の12月に、僕の家内が亡くなった後、僕はずっと軽い鬱状態にありました。
半年間の自宅介護をして、家内と最期まで伴走しました。
家内が亡くなった後、僕の魂はどこかに飛んでしまったようでした。
2018年の一年間は、魂のリハビリをするつもりで過ごしていました。
そんな僕を癒やしていたのが、コインランドリーでした。
客観的に見ると、ちょっと変ですよね(笑)
コインランドリーで洗濯物がグルグル回っているのをボーッと見ていた時、唐突に、当に唐突に、「ススメル」の最初のアイデアが降りてきました。
数年間、どうやれば理想のレコメンドシステムができるのか、分からないまま過ごしていましたが、忽然と、それを実現する、最初のアイデアが浮かんだのです。
その瞬間、僕の魂の一部が戻ってきた感覚を覚えました。
僕は、アイデアを忘れないように、大急ぎで自宅に戻り、パワポでアイデアをまとめました。
そして、更にアイデアを書類としてまとめ、知人の弁理士に相談し、特許出願することにしました。
2018年12月、「ススメル」の最初のアイデアを特許庁に出願しました。
その後、「ススメル」を形にするべく、エンジニアを探し始めたのです。