Published 25 Jul 2022

【坪根かおる】J-Beautyをグローバルへ。海外進出を支援する、日本チームリーダーの奮闘

【坪根かおる】J-Beautyをグローバルへ。海外進出を支援する、日本チームリーダーの奮闘

高品質で世界的にも評価が高い日本のコスメ「J-Beauty」をアメリカに届けるCosme Hunt。世界中の人が自分に自信をもって輝ける社会を作るべく、日本発コスメブランドのアメリカ進出を完全ハンズオンで支援する。

そんな事業を推進する日本チームをまとめるのは、坪根かおる。坪根は、フリーランスとしてCosme Huntに携わり、クライアントと並走しながら、日本の美容に関する情報や商品をアメリカに届ける。

今回は、彼女の奮闘と働きがいについてインタビューを試みた。

過去

奈良県出身の坪根は、中学時代のクラブ活動でバトントワリングに出会い、日々、心血を注ぎ練習に没頭した。その中で、幼少期より練習を始めた同級生との実力の差に落胆するも、持ち前のバイタリティを発揮し、中学3年次には大会に出場するまでに成長した。

坪根は高校進学後も、練習に明け暮れ、チームを牽引するまでに至った。

練習をすればするほど、湧き上がる「世界で戦えるまでに成長したい」という思い。常に上を目指す坪根は、成長の鍵は「環境」だと考え、日本1の実力を誇るチームに所属するべく、立命館大学に進学を決める

坪根は進学後、初めての挫折を経験した。さすが、バトントワリング全国大会常連校・立命館大学。幼少期から活躍する全国屈指のメンバーが集結しており、練習だけでも実力の差が顕著に現れる。普通だったら、挫折する環境だ。しかし、坪根は当時をこう語る。

「大学でプレイヤーとして活動する一方、中学のクラブ活動の指導も行っていました。自身が指導者という立場ということもあり、背中を追いかけてくれる後輩に逃げ出す姿を見せることはできないし、出身高校の先生からも期待されていました。ここで投げ出し、大学生活を他の時間に当てることも可能でしたが、周囲の期待に応える責任を感じました。何より負けず嫌いで、努力が才能を上回ることを証明したかった。絶対に世界大会に出場するまでは何がなんでもやり切る」

坪根は覚悟を決め、誰よりも努力した。平日は深夜1時、土日は13時間と多くの時間を練習に費やした。その甲斐あって、その姿を見た先輩も親身になって指導してくれるようになる。その結果、大学4年次には世界大会に出場。才能の壁を突き破った瞬間だった。「最高の環境で、誰よりも努力すること。チームメンバーと切磋琢磨しあえば、世界にも手が届く」と坪根は言う。これが坪根の人生の転換期であり、今後の意思決定を大きく左右するきっかけとなる。

大学卒業後も、バトントワリングを継続する選択をした坪根は、5年間、社会人として勤め上げた。その後、結婚・転職を経て、事務の仕事から営業まで幅広い業務を経験し、何事も持ち前の反骨精神で乗り越えたのであった。

人生の転換点

ある時、坪根は、主人の仕事の関係でアメリカに移住が決まった。TOIECの点数は高いものの、留学の経験があるわけでもなく、初めは、上手くやっていけるのか不安だった。

渡米後は、コミュニティカレッジに入学し、英語を勉強する傍ら、日本で転職した会社に業務委託で携わった。移住2年目になると、生活も落ち着き、英語でのコミュニケーションも問題なくなり、新しくボランティア活動も始めた。そのタイミングで、坪根は、過去の経験を思い出し、「次は仕事を通して、世界という舞台で再び挑戦したい。日本とアメリカの架け橋となりたい」と考えた。

その時初めて、坪根は自分の人生の指針が見つかった。そこからは猛スピードだった。日本へ進出する企業のサポート、アメリカのボランティア団体の活動支援、日本からアメリカへ進出するクライアントの相談役など、坪根は2つの企業と1つの団体へのサポートに取り掛かる。



しかし、海外進出や団体運営には多くの業務と時間を要する。市場調査や翻訳をはじめ、デザイン、開発、営業、マーケティングなど、あらゆる領域で多種多様な仕事をこなす必要がある。1人で全てをこなすには限界があり、知人に頼み込んでなんとか仕事をこなすも、チームで業務に取り組む必要性を強く感じた。そんな矢先、日本に帰国するタイミングでと1人の女性と出会う。

Cosme Huntとの出会い

Cosme HuntのCEOの高橋クロエである。帰国準備をする中で、知り合いから紹介を受けた。坪根は当時をこう振り返る。

「自分1人では日本進出やアメリカ進出を支援できませんでした。Cosme Huntには、アメリカ進出を支援できる素晴らしいチームがいる上に、CEOの高橋は人脈が豊富で、カリスマ性もあり、とにかくかっこいい。ここで、目標を実現できる上に、自分自身も成長できると思いました」

CEO高橋と、人柄と挑戦できる環境に惹かれた坪根は、日本にいながらフリーランスとしてCosme Huntにジョインすることになる。最初の仕事は、アメリカ進出を目指すクライアントの競合・市場の調査をあらゆる軸で定量・定性評価を行った。その後、商品やLP、Webサイトのローカライズ化、SNSでの投稿などもアメリカチームと行った。


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坪根は、初めての経験も多く、ありとあらゆる壁を乗り越える必要があったが、その都度、CEO高橋にフィードバックをもらい、邁進する日々を送った。現在では、採用や営業などの重要なポジションも担うまでに成長した。

Cosme Huntの魅力

Cosme Huntは、CEO高橋の強い意思と巻き込み力、なによりカリスマ性に惹かれたメンバーが日本とアメリカで集まる。チーム力は素晴らしく、基本的にどんな業務にも対応できる優秀なメンバーだ。クライアントの魅力を最大限引き出しながら共に伴走し、現地でのマーケットインを行う。

仕事は自分で取りにいくアメリカスタイル。社長やメンバーを巻き込みながら、業務を遂行していく。基本的に仕事はオンラインで完結している。時差の関係で、夜中や早朝にMTGがあることが日常茶飯事だが、グローバルチームで働ける貴重な体験ができる。

日本の文化や誇りをグローバルチームと共に世界に届けることができる機会に携われるのは、Cosme Huntならではだ。日本から世界へ。アメリカチームと共に仕事を行えるスタートアップ。これがCosme Huntの最大の魅力だろう。

そんなCosme Huntでは現在、様々な職種を募集している。自分も副業からジョインしてみたい。世界で挑戦できる環境で働きたい。そう思う方は求人を是非ご覧になってみてはいかがだろうか。