中国のZ世代で大流行し、一大産業となっている「三坑ファッション」(JK制服・ロリィタ・漢服)についての、中国大手調査会社Leadleoの調査報告書を読んでみました。
まず市場ですが、2025年には2兆円市場に成長。ユーザー数は8,000万人に増加するとのこと。
レポートの中で「サークル活動からの脱却」というキーワードが頻出します。一部のファッション愛好家の小さなコミュニティやサークル活動の枠を飛び出て一般層へとその人気は拡大しています。
元々、日本の2次元やコスプレ文化、ストリートカルチャーの影響を中国の若者が受けたことからこの人気が始まっています。
40ページほどのレポートをざっくり要約します。
レポートの要約
・三坑ファッション(JK制服・ロリィタ・漢服)は、ファッション愛好家のサークル活動から一般層へと急速に拡大中。
・18歳〜24歳のZ世代がコアな購買層。
・bilibiliやDouYinなどの動画プラットフォームへの投稿が興味関心の拡大に貢献。
・オンラインストアでの競争は激しく、ブランドのロイヤリティを高めるため、各社オフラインストアの拡充に力を入れている。
・テレビや動画などでの2次元コンテンツやドラマ、映画、ゲームとのコラボレーションがブランドへの興味やロイヤリティを高める。
・撮影イベントや衣装レンタルなどの周辺サービスも人気に。
まとめ
この市場に日本の企業として挑戦するということはとても夢があると思っています。
間違いなく「日本のスタートアップ」としては、この領域へのチャレンジャーは当社のみです。
ご興味のある投資家様、VC様がいらっしゃいましたらお気軽に佐野までお問い合わせください。