働き方の変化や老後の金銭的な不安により、近年では副業をはじめる方が増加しています。
「副業」といえば、皆さんはなにを思い浮かべますか?
・YouTube
・ブログ
・アフィリエイト
・Webライター など
インターネットの普及によって、時間と場所を選ばずに自宅でも副業を行うことができるようになっています。
今回は、そんな数多くの副業から「輸入物販」を紹介します。輸入物販のやり方、特徴、メリット・デメリットを解説することによって、この記事を最後まで読めば誰にでも今すぐに輸入物販が行えるようになっています。
輸入物販とは
はじめに輸入物販の概要を説明します。輸入物販のイメージを膨らませましょう。
輸入物販を端的に言い表すと「外国のメーカーや卸売業者を仕入先として商品を輸入し、日本で販売するビジネス」のことです。輸入物販とよく似ていて、混同しやすいものが輸入転売です。輸入転売の場合は、仕入先が外国の小売業者で、輸入物販と輸入転売とでは商品の仕入れ先が異なるのです。また、輸入物販の大きな特徴として挙げられることが、日本では流通していないものも卸売業者から仕入れて販売することができるため、大きな利益を得ることも可能だということです。
輸入物販のやりかた
ショップ開設、商品のリサーチ・調達、登録、梱包・発送など輸入物販の具体的な流れを解説します。輸入物販事業を展開していく上で必要な10の手順を紹介します。
手順1 売れやすい商品をリサーチします
利益を上げるためには、売れやすい商品を探すことは欠かせません。日本では、あまり売られていない商品、購買意欲を掻き立てる商品などは、インターネットを使ってリサーチすることができます。
手順2 商品の仕入れ先を探します
実際に商品を探す場合は、海外の大手Webサイトを活用すると便利です。
手順3 輸入してよい商品と輸入禁止商品を見極めます
輸入禁止商品には、麻薬・覚せい剤等、指定薬物、爆発物や火薬類などがあります。
手順4 商品を発注します
輸入したい商品を見つけることができたら、相手との商談を進めます。その際、次の3点を確認することが大切です。1点目は、該当商品を日本へ輸出することは可能なのかです。2点目は、発注する際の最低注文数です。3点目は、見積もり(価格、送料、保険料、梱包費用など)です。
手順5 商品の配送手段を決めます
商品を日本に輸入する手段には、国際郵便や国際宅配便などの活用があります。いずれかを選択する際には、送料、日数、保障の有無などを確認しておく必要があります。
手順6 税関と通関手続きをします
外国から商品を輸入する場合は、輸入申告の手続きを行わなければなりません。
手順7 実際に販売します
輸入物販ビジネスを実際に行う方法は、3種類あります。「実店舗での販売」「ネットショップでの販売」「オークションでの販売」の3つです。実店舗で販売する場合は、店舗の賃貸料や運営費などの維持費用や初期費用が必要となります。
手順8 開業届を出します
物販事業を展開するということは、個人営業主として開業することになるため、税務署に開業届を提出しなければなりません。
手順9 海外への支払い方法を選択します
外国のWebサイトから商品を輸入した際の支払い方法を選択しましょう。クレジットカードでの支払い、銀行経由の電信送金などがあります。
手順10 PL保険(生産物賠償責任保険)への加入をおすすめします
外国からの輸入商品に何らかの欠陥やトラブルなどがあった場合は、輸入車が賠償責任を問われます。したがってPL保険に入っておくことが大切です。
輸入物販は副業におすすめ
輸入物販は、なぜ副業にピッタリなのでしょうか?以下の3点から解説します。
自宅でできる
副業を考えている方にとっては、仕事をする場所がどこなのかということは、最重要ポイントです。輸入物販はネット環境さえあれば外でも自宅でも場所を選ばずに作業することができます。自宅で、しかも仕事をする時刻や時間を自身の裁量で調整できることは、副業として輸入物販ビジネスを展開する上で大きな魅力となります。専業主婦やリモートワークを行っている方に最適なビジネスです。
自分で調整できる
輸入物販ビジネスを展開する上で、調整できることは、仕事場所と時間だけではありません。仕事の内容や量も自分で調整することができるのです。輸入物販を進めるにあたって、検品、梱包、発送などの業務を業者に委託することもできるのです。その空いた時間を利用して売れやすい商品を探したり、商品の仕入先との交渉に充てたりすることが可能となるのです。仕事量を調整することによって、仕事と日常生活を両立させたワークライフバランスを実現することができます。人間関係や過労などのストレスを感じることがないように、自分自身と向き合いながら、自分のペースで仕事に取り組めます。
隙間時間でできる
輸入物販ビジネスは、インターネットさえ使える場所ならばどこでも行うことができます。自宅であろうと外出先であろうと、場所を選ばずに、隙間時間を利用して事業を進めることができます。家事や仕事の隙間時間を有効活用できるため、輸入物販ビジネスは副業として高い人気を誇っています。1度に多くの時間をビジネスに充てることができなくても、1日数十分の作業をコツコツと積み重ねることにより、着実に事業を成長させることができるのです。
輸入物販のメリット・デメリット
輸入物販のメリットとデメリットをしっかりと理解することにより、安全で効率的な運営ができるように意識しましょう。
メリット
輸入物販事業の大きなメリットを3つ解説します。1つ目はインターネットがあれば、いつでもどこでも作業をすることが可能だということです。このことは、輸入物販ビジネスの大きな強みです。ネットビジネスは、コツコツと積み重ねていけば大きく稼げる可能性を秘めたビジネスです。仕組み、効率化を図りながら運営することが重要となります。2つ目は、開業に当たり実店舗を構えたり人数集めを行ったりする必要がないことです。初期費用や維持費を抑えることができるため、赤字リスクの低い運営が可能です。特に副業初心者であれば、なるべく赤字にならないような運営を心掛けることでしょう。その点においても、輸入物販ビジネスであれば、安全で健全な事業を行えます。3つ目は、ビジネス自体の流れがシンプルで分かりやすいという特徴があり、誰でもやってみようという意欲さえあれば、取り組みやすいビジネスだということです。
デメリット
輸入物販事業のデメリットとしてよく取り上げられることが、外国の言葉を理解していないと対応が難しいケースが生じるということです。海外からの商品の中には、稀に不良品や検品されていないと思われる物が混入されている場合があります。その際には、交渉相手の言葉を理解できないと交渉自体が難しいケースが生じる可能性があります。また、関税などの税金関係のやり取りの際にも言語理解が必要な場合があります。
adologi評判がまとめる輸入物販
今回の記事では、輸入物販の概要、輸入物販の進め方、副業としての利点、輸入物販のメリットやデメリットについて解説しました。
輸入物販は、海外のメーカーや卸売業者を仕入先として商品を輸入し、日本で販売する事業です。
輸入物販が副業としておすすめな理由は、自宅や隙間時間を使いながら展開できることや仕事の進め方も自分の裁量で調整できることです。家事や仕事を行いながらも、時間や場所を気にせずいつでも作業できる点も魅力となっています。
輸入物販ビジネスに興味と関心がある方は、メリットとデメリットを理解した上で、ぜひチャレンジしてみてください。