Published 25 Nov 2022

【20代で会社設立した男の人生】平社員→主任→サブリーダー→リーダー→独立して社長

【20代で会社設立した男の人生】平社員→主任→サブリーダー→リーダー→独立して社長

店舗メンテナンスをDXを通して課題解決していく会社から独立し、ブルーカラー特化の事務代行サービス会社「株式会社ロマンシングイノベーション」を立ち上げた白﨑 義崇(シロサキヨシタカ)さん。

今回は、会社を設立して社長になった白崎さんの過去にスポットをあて、起業した経緯を伺いました。


~目次~

▼【小中学校時代】親友が一人もいなかった

▼【高校時代】自分が変われば環境も変わる

▼【大学〜就職時代】就職の軸は自分のやりたいことに挑戦できるかどうか

▼【会社員時代1年目〜2年目】挫折

▼【会社員時代3年目〜6年目】自分のやりたいことを追いかけ続ける

▼【会社員時代7年目】リーダーとしての失敗

▼【起業】何をするか

▼【今後の会社方針について】事務代行といえばロマンシングイノベーション

▼インタビュアーの感想



▼【小中学校時代】親友が一人もいなかった

「小中学校時代は親友が一人もいなかった」「自己中心的で常に先生から目をつけられていた」そのように語る白﨑氏。同じ小学校へ進んだ弟は、先生から「間違っても兄のようにはなるな」と言われていた。

中学校に入っても白﨑氏の態度は変わらず親友ができなかったという。そして中学校卒業。親友は0人。親友0人ならまだまし。むしろ同級生や先生から嫌われていたという。「人生つまらない」そう悟ったドン底の白﨑少年。

現在社長を務め、従業員からも信頼を得ている白﨑氏には想像もつかない過去があった。


▼【高校時代】自分が変われば環境も変わる

小中学校時代の苦い経験から白﨑氏は親友が欲しかった。奇しくも自分のことを嫌っていた同級生は誰も同じ高校に進学しなかった。高校デビューのチャンス。白﨑氏は自分自身を見つめ直し他者との深いコミュニケーションを試みた。その結果、高校ではテニス部の部長となり、部をまとめる存在になった。劇的に変われた理由を白﨑氏に問うと、このような答えが返ってきた。「同級生や先生から嫌われることで、他人の痛みがわかったんですよね。それからは、他者の立場に立って物事を考えることを追求しました」と。

自分自身が変わることによって環境を変えていけることを認識した白﨑氏。この経験が後に紹介する会社員時代で役立つことになるのだ。


【大学〜就職時代】就職の軸は自分のやりたいことに挑戦できるかどうか

高校時代で一つの成功体験を掴んだ白﨑氏。大学では、硬式テニスサークルの中心メンバーとして組織を運営した。そして自分自身もプレイヤーとして活躍しチームを勝利に導いた。就職活動では、サークル活動での役割にやりがいを感じていたこともあり「新規事業に携われるかどうか」を重視するようになった。その次に重視していたことは「他者貢献ができるかどうか」だった。小中学校時代の嫌われていた経験から他人の痛みがわかり「他者貢献をしていきたい」と思っていたという。その中で出会ったのが前職の会社である。次々と新しいビジネスを立ち上げ、若手にポストを用意する会社だという。決算書の業績からもその傾向が伺えた。会社の知名度ではなく、やりたいことができるかどうかで決める。自身の軸をぶらさず就職活動をやり切った白﨑氏。努力が身を結び、入社して1年目の途中から社長直下の新規事業開発チームに配属されたのである。



▼【会社員1年目〜2年目】挫折

1年目から社長直下の新規事業開発チームに所属した白﨑氏。ワクワクしていた時間は束の間、過酷な現実が待ち受けていた。営業と事業開発の兼務を任されていた白﨑氏。営業の数字を追うと新規事業の開発が思うように進まない。事業開発に時間を割くと営業の数字が落ち込む。両事業とも思うような成果があげられず、2年目には「空調の営業に専念して欲しい」と会社から言われてしまった。自分の力不足が悔しい。周りの期待を裏切ってしまった。やりたいことができない。

「心が砕けそうになった」と白﨑氏は当時を思い返した。


▼【会社員時代3年目〜6年目】自分のやりたいことを追いかけ続ける

「自分が変われば環境も変わる」挫折しかけていた白﨑氏に高校時代の体験が蘇る。改めて自分自身を見つめ直す機会。まずは自分自身の成長が必要だと気づいた。白﨑氏は「新規事業開発を降ろされてからは、空調の営業に専念し、一つ一つの行動をコツコツと行っていきました」と話す。その結果、入社してから4年目で主任、5年目でサブリーダー、6年目で空調事業の責任者に登りつめたのであった。

サラリーマンとして、結果を出すことができた理由を白﨑氏はこう話した「お客さま、パートナー会社さま、所属企業など、他者への貢献を追求してきた」


▼【会社員時代7年目】リーダーとしての失敗

6年目にリーダーとなり出世街道まっしぐらであった白﨑氏に再度困難が立ちはだかる。リーダーとして結果を出すことができず、7年目にリーダーを降ろされてしまったのだ。その時を白﨑氏はこう振り返る。「リーダーとして結果を出すことができなかったことが、自分の成長の遅さを痛感させる体験になり、リベンジするために起業の選択肢を考え始めた。起業することを先に決め、その後に何をするか考えた」

上手くいかなったかった体験から、白﨑氏に「起業」という人生におけるターニングポイントが生まれたのであった。

白﨑氏は起業する決意をしたのであった。



▼【起業】何をするか

営業職として取り組んでいた際、現場作業をお願いしている提携企業の方から「現場仕事が忙しくて事務作業まで手が回らないことに一番困っている」という話を伺った白﨑氏。似たような状況にある他の企業に話を聞いても皆さん同じような悩みを持っていたという。「今自分が起業して事業を起こせば、人件費の捻出に苦しむ経営者の方や、事務作業を兼任しなくてはいけない作業員の助けができるのではないか」

どうやって他者貢献をするかを考えていた白﨑氏にとって、この目の前にある課題は見過ごせないものだった。

起業のメイン事業は事務代行サービスにすると決意した。

起業して事務代行を提供している理由は他者貢献をしたいから。「幼少期に人の痛みを知ったことで、他者貢献が自分の人生のテーマになっている」と白﨑氏は話す。


▼【会社の未来】事務代行といえばロマンシングイノベーション

株式会社ロマンシングイノベーションではブルーカラーと呼ばれる建設業、設備業、清掃業などの現場仕事を営む企業様の事務作業を代わりにお引き受けするサービスを手がけている。報告書、見積書、請求書などの書類作成や、経理、採用、広報など、幅広い事務作業が対応可能になっている。顧客ファーストを徹底し、もしサービスにご満足いただけなかった場合は、料金を全額返金する保証も設けている。「『事務代行といえばロマンシングイノベーション』と誰もが認識してくれる未来を目指して会社の経営を行っていく」と話をしてくれた。


▼インタビュアーの感想

幼少期から起業までの人生を語ってくれた白﨑氏。幼少期の経験を武器に目の前の壁を乗り越えていくその姿は、起業家としてとても心強い社長だと感じた。

「事務代行といえばロマンシングイノベーション」と世間からいわれる日はそう遠くないのではないかと思わせてくれた白﨑氏であった。


【会社概要】

会社名:株式会社ロマンシングイノベーション
所在地:東京都渋谷区渋谷 2-22-6 幸和ビル10F
代表者:白﨑 義崇
設立日:2021年10月
事業内容:ブルーカラーに特化した事務代行
URL:https://romancing-innovation.co.jp/

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