Published 09 Aug 2023

国内シェアNo.1のAI真贋鑑定サービス「フェイクバスターズ」を運営するIVA、約8億円の資金調達を実施

国内シェアNo.1のAI真贋鑑定サービス「フェイクバスターズ」を運営するIVA、約8億円の資金調達を実施

国内シェアNo.1(※1)のAI真贋鑑定サービス「フェイクバスターズ」を運営するIVA株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:相原 嘉夫、以下「IVA」)は、この度、株式会社メルカリやファミリーオフィスのDe Capital、その他複数の個人投資家を引受先としたJ-KISS型新株予約権の発行、及び複数の金融機関の融資により、総額約8億円の資金調達を実施いたしました。この度の調達は、創業5年目を迎えるIVAにとって、初の資金調達となります。

IVAは、AIと鑑定士による国内シェアNo.1の真贋鑑定サービス「フェイクバスターズ」を運営しています。多彩な経歴を持つ鑑定チームと最新鋭の専門機器、AI鑑定技術を駆使した鑑定を行っており、累計鑑定数は150万件を突破しました。画像で鑑定を実施するクイック鑑定や、実物をもとに鑑定を実施するコンプリート鑑定など、お客様のニーズに合わせた鑑定サービスを提供しています。

スニーカーブランドをはじめ、ラグジュアリーブランド、アパレルブランド、アクセサリーブランドなど88のブランドを鑑定することが可能で、今後も対応ブランドを追加してまいります。


※1:自社調べ、2022年12月調査、日本国内における「真贋鑑定サービス」として

※2:リサイクル通信より


  • 本ラウンドにおける投資家及び金融機関について(順不同)

(投資家)

・株式会社メルカリ

・De Capital(ファミリーオフィス)

・川田 尚吾氏(DeNA共同創業者)

・本田 謙氏(フリークアウト・ホールディングス創業者)

・松村 映子氏(連続起業家/エンジェル投資家)

・増田 裕介氏(連続起業家/エンジェル投資家)


(金融機関)

・みずほ銀行

・りそな銀行


  • フェイクバスターズが挑む、SDGsの実現に向けた“AI×ヒトによる真贋鑑定”


  • 今後の展望

・AI技術の強化

現在も真贋鑑定にAIを活用しており、AIの精度は99.9%を誇ります。AIのさらなる強化により鑑定スピードを上げ、これまで48時間以内で結果を出していたクイック鑑定に、60~90分で結果が出る特急オプションを追加する予定です。また、AIが鑑定できる領域も拡大し、ブランドバッグ、宝石、トレカの鑑定におけるAIの活用も進めてまいります。


・グローバル展開

現在フェイクバスターズは、日本語に加え、英語、簡体中国語、繁体中国語、韓国語の5ヶ国語、及び主要9通貨に対応しています。2023年6月の台湾拠点設立を皮切りにさらなる海外展開を推し進めており、8月には中国に支社を設立し、現地での人材採用も実施いたします。今後、韓国、東南アジア、北米への進出を予定しており、より一層グローバルでのフェイクバスターズの展開を加速させてまいります。



・新規事業「法人向けスニーカークリーニング事業」

中古スニーカー市場は拡大している一方で、商品の状態が悪いことが多いため価値が毀損されています。そこで新規事業として、法人向けスニーカークリーニング事業を今年秋に開始いたします。初年度で50万足の取り扱いを目指します。



  • IVA 代表 相原 嘉夫 コメント

このたび、当社の挑戦にアーリー期より多くの投資家の皆さまから共感していただけたことを光栄に感じております。おかげさまで、累計鑑定数はすでに150万件を超え、今後は国内のみならず、グローバル市場への進出も更に推進していきます。また、鑑定体制の強化についても一段と力を入れており、順調に進捗しています。現在多くのマーケットプレイス・リユース企業様からお問い合わせをいただいておりますが、事業の更なる拡大のためには業界のリーディングカンパニーとして、鑑定領域の拡大と世界各国でのシームレスなオペレーションの構築に取り組むことが重要と考えています。

引き続き、“AI × ヒトで、世界にもっと輝きを。”というミッションの実現のためにFAKEBUSTERSチーム一同、全身全霊で取り組んでまいりますので、ご支援のほどよろしくお願いいたします。


  • 引受先からのコメント




・株式会社メルカリ

IVA社のグローバル市場へのビジョンやミッション、SDGsへの想いに共感し、「AI×鑑定士」による真贋鑑定サービス「フェイクバスターズ」が、 日本だけでなく、グローバルにおいて、安心安全な取引環境を構築することでリユース市場全体を盛り上げていけることを期待しております。






・De Capital 代表取締役 吉田 知洋氏

ヒトはその歴史において、モノやサービス・データ等の価値流通を積み重ねて経済発展を推し進め、今日の社会を築き上げました。

この価値流通が持続的に成り立つためには、“等価交換取引を前提とする信用創造"が不可欠です。しかし、近年のデジタル経済の拡大に伴い、価値の二次流通量/速度が急増する裏側で、“不等価交換がもたらす、フェイク経済の台頭"という負の歪みが生じています。この点、IVA社は「AI×ヒトによる真贋鑑定」という独自の切り口で、上記社会課題の解決に挑戦しています。De Capitalにとって、この度の出資は「持続可能なデジタル経済の未来」に対する投資であり、IVA社が挑む新たな価値創造に対して、最大限貢献してまいります。



・川田 尚吾氏

二次流通市場の成長に伴い、真贋鑑定サービスは一部のカテゴリでは既に必要不可欠となっています。このサービスの提供に真摯に取り組み、アナログに頼りがちな現場にAI技術を持ち込むことで大幅な効率化と規模の拡大を実現させてきた創業チームに強い感銘を受けました。このサービスがより健全な二次流通市場の拡大に貢献することを願うとともに、グローバルマーケットを視野に事業展開を進めている相原さん率いるIVAチームのさらなる躍進に期待をしています。





・本田 謙氏

日本から海外を攻める際に、グローバルでマーケットが成長し続けて、クロスボーダーでのニーズがあり、AIで先行優位が作りやすい事業モデルは、以前から投資したかった分野でした。それにしても今時よくぞここまで、外部からの資金調達をせずに、この分野でこの規模感まで事業を大きくしてきた相原さん率いるチームの実力に驚くとともに、更にここから一気に攻めに行くタイミングで投資機会を頂けたことから、全力で支援してまいりたいと考えております。






・松村 映子氏

私がIVA社に投資することを決めたのは、このビジネスの成功を確信したのみならず、日本人率いる若きグローバルチームが放つ情熱に満ちた力強いエネルギーが私の心を強く揺さぶったからです。同社のビジョンを具現化する技術及びオペレーション力は類を見ないレベルで成長しており、今後ますますこのソリューションの需要は確実に高まるでしょう。これまでの彼らの成功が、明日への更なる成長、そして現存する課題のみならず今後起こりうる課題をも解決する有効なソリューションを生み出すための原動力となることに期待し、全力で支援してまいります。


・増田 裕介氏

リユース市場でのCtoCビジネスが拡大していく中で、業界では商品の真贋を見極めるという非常に重要な局面に差し掛かっています。IVA社のAI×ヒトによる真贋鑑定サービス「フェイクバスターズ」は、日本でのリユース市場の支援はもちろん、グローバルで展開するCtoCビジネスの支援も可能となっており、より拡大していくリユース市場に大きなインパクトを与えてくれると期待して今回出資をさせていただきました。CtoCビジネスの信用創造が必須と考えられる中、同社の今後の更なる成長を大いに楽しみにしております。


  • 会社概要

社名:IVA株式会社

所在地:東京都渋谷区東2-22-5 3F

代表取締役:相原 嘉夫

事業内容:AI×ヒトによる真贋鑑定サービス「フェイクバスターズ」の開発、及び運営

URL:https://www.iva-corporation.com/