Published 22 Sep 2022

チャレンジャーバンクを目指す「Fivot」が、約10億円の資金調達を実施

チャレンジャーバンクを目指す「Fivot」が、約10億円の資金調達を実施

2022年9月21日(水)、チャレンジャーバンクを目指す株式会社Fivot(以下、Fivot)は約10億円の資金調達を実施したことを発表した。

Fivotは、スタートアップ向け融資事業「Flex Capital」、個人向け積み立てアプリ「IDARE」を運営するフィンテックスタートアップだ。メリルリンチ日本証券出身の安部匠悟氏と佐保百合子氏が、アイデアとテクノロジーで「時代に応える金融サービスを」をビジョンに掲げ、2019年10月に共同で同社を創業した。

Fivotは「Flex Capital」で、「株式発行による調達」と「銀行融資」の間を埋めるべく、スタートアップに向けてデット性の商品を複数展開している。D2C/EC事業者の成長を加速させるために、D2C/EC事業者が支払う必要がある請求書を立替払いする「請求書立替」、リカーリングビジネスを展開する事業者の将来売上を先取りして実現する「Revenue Based Finance」、レイタースタートアップの経営の自由度(フレキシビリティ)を高める「ベンチャーデット」の3プロダクトを展開している。


Fivotは、2022年9月21日(水)、Angel Bridgeをリード投資家として、SBIインベストメント、SuMi TRUSTイノベーションファンド、株式会社三井住友銀行、SMBCベンチャーキャピタル、新生企業投資株式会社グループ、Sony Innovation Fundから、シリーズAラウンドで総額約10億円の資金調達を実施したことを発表した。

Fivotは、本資金調達により、スタートアップ向け融資事業である「Flex Capital」サービス拡大をはかり、挑戦するスタートアップ企業への柔軟な資金調達環境を提供していく。今後1年間で累計融資総額50億円を目指すという。Angel Bridgeで代表パートナーを務める河西佑太郎氏は以下のようの語る。

「Fivotは前回の投資以来、約1年間で大きな飛躍を遂げました。ベンチャー企業におけるデット性資金調達の認知も拡大しており、非常に強いニーズを感じております。Fivotの提供するFlex Capitalが今後も業界リーダーとしてベンチャー業界全体の成長をけん引していくものと信じています。Angel Bridgeは引き続きFivotのチャレンジを全力でご支援して参ります」


Fivotの会社概要はこちら
https://protocol.ooo/companies/fivot