一般的に資金調達ラウンドは、5段階に分類されます。 分類を行うことによって、投資家は、企業の成長度合いや大まかな投資金額を把握することができます。
① プレシード ・エンジェルラウンド
初の外部資金調達
法人設立前で創業のコンセプトやアイデアが出てくる段階
法人設立費用、人件費、調査・研究費用を補うための最低限の調達や共創してくれる最初の投資家の発見が必要
② シードラウンド
法人設立後でメンバーを集めて、プロダクトの開発又はプロトタイプの完成段階
人件費、調査・研究費用を補うための最低限の調達や共創してくれる複数の投資家の発見が必要
③ シリーズAラウンド
プロダクトが完成し、実際にサービス提供を開始する段階
サービス展開に必要な資金の調達や経営アドバイスをもらうための適切な投資家選びが必要
④ シリーズBラウンド
サービスを提供する上で、さらなるグロースを求めて人材や資金の補強を行う段階
事業が大きく成長するための比較的大規模な資金調達やエグジット (M&Aや上場)を見据えた資本政策が必要
⑤ シリーズCラウンド以降
より一層、ユーザーや利益の獲得やエグジットを目標とした成長を求めて、幅広い事業展開を行う段階
多額の資金調達が必要