Published 31 Aug 2022

Web3スタートアップ「Gaudiy」が、総額34億円の資金調達を実施

Web3スタートアップ「Gaudiy」が、総額34億円の資金調達を実施

2022年8月31日(水)、Web3時代のファンプラットフォーム「Gaudiy Fanlink」を提供する、株式会社Gaudiy(以下、Gaudiy)は、9億円の第三者割当増資を実施し、シリーズBラウンドを総額34億円で完了したことを発表した。

Gaudiyは、「ファンと共に、時代を進める。」をミッションに、ファンの熱量を最大化するWeb3時代のファンプラットフォーム「Gaudiy Fanlink」を開発・提供する。2018年の創業から、ブロックチェーンを中心とする先進技術を活用したコミュニティサービスを展開し、大手エンタメ企業にサービスを提供している。

「Gaudiy Fanlink」は、NFT、DID(分散型ID)などのブロックチェーン技術を活用して、ファンの熱量を最大化するWeb3時代のファンプラットフォームだ。IP(知的財産コンテンツ)独自のコミュニティシステムの提供を通じて、ファンの横断的な活動データを記録・蓄積し、ファンの貢献や熱量が正しく評価・還元されるエコシステムを構築する。

Gaudiyは、2022年8月31日(水)、2022年6月に実施したシリーズBラウンド・1stクローズの25億円の資金調達に続き、ソニー・ミュージックエンタテインメント、三菱UFJイノベーション・パートナーズ、サンリオ、みずほキャピタルを引受先とする9億円の第三者割当増資を実施したことを発表した。今回の追加調達により、シリーズBラウンドの調達額は総額34億円になる。

Gaudityは、調達した資金をもとに、国内外での人材採用、本格的なグローバル展開、コミュニティサービスの拡充、Web3メタバース事業の開発により一層注力していくという。事業への投資としては、既存サービス「Gaudiy Fanlink」を拡充するための技術投資や、2023年の春より東南アジア方面への展開を皮切りに、グローバル展開に注力する。また、2023年内のメタバースをはじめとする新規の事業開発に投資します。中長期的には、IPごとに独自のトークン上場支援を行っていくという。

株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントにてコーポレートビジネスマーケティンググループの本部長を務める佐野弘明氏は以下のように語る。

「音楽やエンタテインメントはいつの時代も新しいテクノロジーによって、変化、進化を余儀なくされてきました。これからエンタメ×Web3という領域で、現状のビジネスモデルが過去のものになるような、より大きな変革を迎えることになるでしょう。Gaudiyと出会ったことで確実に未来への解像度が上がりました。この予感を確かな未来として、Gaudiyと共に実現していけること、楽しみにしています」


Gaudiyの会社概要はこちら
https://protocol.ooo/companies/gaudiy