Published 07 Sep 2022

あらゆるものを循環させる企業「JEPLAN」が、24.4億円の資金調達を実施

あらゆるものを循環させる企業「JEPLAN」が、24.4億円の資金調達を実施

2022年9月7日(水)、リサイクル事業を展開する株式会社JEPLAN(以下、JEPLAN)は、シリーズDとして総額約24億4000万円の資金調達を実施したことを発表した。

JEPLANは、2007年に創業以来「あらゆるものを循環させる」というビジョンを掲げ、循環型社会の実現に向けたサプライチェーンの仕組みづくりを主軸に、多くの事業者や生活者と連携した事業を展開している。2022年6月には、創業15年という節目で、日本環境設計株式会社から現在の社名に変更し、国内外における事業拡大に向けて新たなスタートを切った。

JEPLANは、アウトドアアパレルブランドとリサイクルプラットフォームの機能をもつ「BRING™」を運営するほか、独自のケミカルリサイクル技術「BRING Technology™」を用いてPETボトルやポリエステル繊維の原料であるPETから再生PET樹脂を製造し、「ボトルからボトル」「服から服」の水平リサイクルに取り組んでいる。さらには海外における事業展開を視野に、世界市場を対象にした使用済みPETのリサイクルに係る技術ライセンスの事業化に向けて、実証と開発を進めている。

JEPLANは、2022年9月7日(水)、Baillie Gifford Shin Nippon plc、GOLDWIN PLAY EARTH FUND投資事業有限責任組合、MPOWER PARTNERS FUND L.P.、静岡キャピタル株式会社、静岡キャピタル8号投資事業有限責任組合、第一生命保険株式会社、東京海上日動火災保険株式会社、楽天キャピタルを新たに株主に加え、シリーズDとして総額約24億4000万円の資金調達を実施したことを発表した。JEPLANの代表取締役 執行役員社長の髙尾正樹氏は以下のように語る。

「気候変動に対する社会の在り方が問われ、経済活動と地球環境との共生を可能とする循環型社会への転換が求められる中、当社の事業にご賛同いただき、今回ご出資賜れることを深く感謝いたします。JEPLANでは、『あらゆるものを循環させる』というビジョンを掲げ、広くサプライチェーンに携わりながら、独自のケミカルリサイクル技術『BRING Technology™』を用いたものづくり、技術ライセンスの展開に取り組んでいます。今後も当社ではこのケミカルリサイクル技術を用いた資源循環の普及・拡大を、国内のみならず、海外にも加速させていけるよう一層努めてまいります」


JEPLANの会社概要はこちら
https://protocol.ooo/companies/jeplan