2022年9月1日(木)、伝え方トレーニングサービス「kaeka」を運営する株式会社カエカ(以下、カエカ)は、1億2000万円の第三者割当増資を実施したことを発表した。
カエカは、スピーチライター・スピーチトレーナーで同社代表取締役の千葉佳織氏が2019年に創業し、「『伝え方教育』を全国に広げ、誰もが言葉を磨く社会をつくる」をビジョンに掲げるスタートアップだ。同社は、伝え方トレーニングサービス「kaeka」を主軸に、経営者、政治家、社会人に向けて伝え方トレーニングを提供してきた。また、企業の総会や新作発表会、国政選挙などでスピーチ原稿の執筆に取り組んできた。
創業から2年半をかけて、カエカは「伝える力」の向上がキャリアの開拓につながることを証明してきた。昇格・昇進、営業成績の向上、選挙の当選、起業、書籍出版、メディア出演機会の増加など、多くの方々がカエカでの学びを得て羽ばたいているという。
カエカは、2022年9月1日(木)、W ventures、ANRI、DGインキュベーションの3社などを引受先とした1億2000万円の第三者割当増資を実施したことを発表した。同社は調達した資金を使い、現存事業の拡大のためにトレーニングプロダクトの開発、マーケティングの強化、人材採用を推進するという。
同社代表取締役の千葉佳織氏は以下のように語る。
「カエカを創業してから約2年半が経ちました。創業当初から一切ブレることなく伝える力の教育を届けられていること、心より感謝申し上げます。
スティーブ・ジョブズ、バラク・オバマ、ゼレンスキー 、世界のリーダーは伝える力を持って支持を得てきました。昨今、日本のニュースで繰り広げられる記者会見の模様では、偽りの言葉や不誠実な態度に批判が集まる一方、自分の言葉で誠実に情報伝達できるリーダーに信頼が集まります。
伝える力はリーダーに限らず、私たちひとりひとりにとって重要なスキルです。日頃の会議や1on1で話す時、お客様に事業の説明をする時、友人や家族に思いを伝える時、私たちは日々、理想的な伝え方ができているか悩み、時に失敗します。しかし、伝え方は具体的な振り返りが難しく性格や癖に依存するものであり、意識だけでは変化しません。スポーツや音楽同様、本などを通してインプットするだけでは改善することができないのです。
その課題を解決するために『kaeka』が存在します。私たちは『伝え方の学習』を最大限科学してきました。『内容構築』『話し方』に関する60項目以上に分けたプログラムを数ヶ月かけて学び、ご自宅での反復学習も含めてすべてトレーナーがフィードバックします。トレーニングを受講したある経営者の方は『創業10年目の総会ではじめて会社がまとまった』と。激戦の国政選挙で当選された議員の方からは『伝え方を学んだお陰だ』と。同期の中で最もはやくマネージャーに昇格した方、遠慮しがちな伝え方を変えた結果、仕事で成果が出始めた方……。お客様の成果がまたお客様を呼び、ともに学び合う集団ができました。私たちはこの目で学習の効果を確かめてきました。
私たちが成し遂げたいことは『すべての人生にスポットライト』を当てることです。伝え方が強みとなり世界を牽引するリーダーになってほしい。伝え下手に苦しむ人が、伝え方を変えて自分らしい能動的な生き方を実現してほしい。未来、我々が提唱する『伝え方教育』を義務教育にし、すべての世代の学習形態を確立したい。そう心から思っています(後略)」
カエカの会社概要はこちら
https://protocol.ooo/companies/kaeka