Published 24 Aug 2022

次世代の椅子型モビリティを展開する「LIFEHUB」が、1.6億円の資金調達を実施

次世代の椅子型モビリティを展開する「LIFEHUB」が、1.6億円の資金調達を実施

2022年8月23日(火)、次世代の椅子型モビリティを展開するLIFEHUB株式会社(以下、LIFEHUB)は、シードラウンドにて第三者割当増資を実施し、1億6000万円の資金調達の完了を発表した。

LIFEHUBは、工学博士(東北大学大学院修了)の中野裕士氏が、日立、次世代モビリティベンチャー、世界最大手CAEベンダーを経て、20211月に設立した「機械と人間の融合による進化を目指すスタートアップ」だ。

LIFEHUBは、ロボティクスをはじめとした最先端のテクノロジーを駆使することで、全ての人が自由で豊かな生活を送ることをためらわない世界を創る「人類の身体的な制約からの解放」という経営理念、ミッションを掲げている。第1弾プロダクトとして、二輪起立構造を実装した次世代型電動車いす「TRANSELLA(トランセラ)」(仮称)のリリースを目指す。TRANSELLAは、ユーザーが車いすに搭乗した状態で「歩く、立ち上がる、乗り越える」といった動作を実現するという。


LIFEHUBは、2022年8月23日(火)、株式会社ナノバンクを新規株主として迎え入れるとともに、既存株主であるインキュベイトファンド株式会社に対する第三者割当増資により、1億6000万円の資金調達の実施を発表した。今回調達した資金は、2023年12月の発売開始を目指している次世代椅子型モビリティ製品の開発及び広報活動に活用する予定だという。インキュベイトファンド株式会社の代表パートナーで、一般社団法人日本ベンチャーキャピタル協会の会長の赤浦徹氏は次のように語る。

「私たちは、LIFEHUBの掲げる「AaaS(Augmentation as a Service)の世界一のリーディングカンパニーになる」というビジョンに賛同しており、本ラウンドでも追加投資をさせて頂きました。 同社は非常に高い技術力・開発力で着実に開発を進め、現在では1/1の試作モデルができあがるところまできております。また、非常に優秀なメンバーも続々と集まっており、強力なチームで更に開発は加速しております。今回の調達ラウンドでは、新たな株主様も加わり、引き続き力を合わせてご支援させていただく所存です。今後のLIFEHUBの取り組みにご期待ください」


LIFEHUBの会社概要はこちら
https://protocol.ooo/companies/lifehub