Published 01 Sep 2022

ビジネスメタバース「oVice」が、総額45億円の資金調達を実施

ビジネスメタバース「oVice」が、総額45億円の資金調達を実施

2022年8月31日(水)、バーチャル空間「oVice」を開発・提供するoVice株式会社(以下、oVice)は、シリーズBラウンドで総額45億円の資金調達を実施したことを発表した。

oViceは、「人々の生活から物理的制約をなくす」ことをミッションに掲げ作られた、自由に動いて自由に話しかけられるバーチャル空間「oVice」を開発・提供している。韓国出身で連続起業家のジョン・セーヒョン氏が、2020年に創業した。同社は、2021年には週刊東洋経済の「すごいベンチャー100」に選出されている。

「oVice」は、ウェブ上で自分のアバターを自由に動かし、相手のアバターに近づけることで簡単に話しかけられる2次元のバーチャル空間だ。2020年8月のサービス開始以降、テレワークにおけるバーチャルオフィスやオンラインイベント、オープンキャンパスなど、さまざまな場面での活用が進み、2022年8月時点で発行スペース数は3万件を突破した。


oViceは、2022年8月31日(水)、シリーズBラウンドで、SBIインベストメントなどの新規投資家、および既存株主含む複数投資家を引受先とする第三者割当増資に加え、複数の金融機関からの融資により総額45億円の資金調達を実施したことを発表した。また、オフィスを中心とする空間デザインやコンサルテーションなどを行うコクヨ株式会社との業務提携契約を締結した。

oViceは、今回の資金調達および業務提携により、テレワークとオフィス出社が混在する「ハイブリッドワーク」においてシームレスなコミュニケーションを実現し生産性を向上させるための環境構築を加速させるとともに、海外展開およびそれにともなう人材採用を強化するという。また、今後のプロダクト強化やアメリカなどを中心とした海外へのさらなる展開を図るため、Asana Japan株式会社代表取締役ゼネラルマネージャーなどを歴任した田村元氏をCOOとして迎え、組織体制を強化していくという。


oViceの会社概要はこちら
https://protocol.ooo/companies/ovice