Published 17 Aug 2023

自然エネルギーの爆発的普及を目指す「パワーエックス」が、計46.2億円の資金調達を実施

自然エネルギーの爆発的普及を目指す「パワーエックス」が、計46.2億円の資金調達を実施

2023年8月17日(木)、株式会社パワーエックス(以下、パワーエックス)は、成長フェーズにおける重要な投資ラウンドであるシリーズBの後半として新たに27.1億円に及ぶ資金調達契約を締結し、7月に発表した本資金調達ラウンド前半分の調達を合わせると、計46.2億円の資金調達となり、シリーズBラウンドを完了したことを発表した。同社の累計資金調達額は約152.6億円となった。

パワーエックスは、大型蓄電池の製造・販売、EV チャージステーショ ンのサービス展開、および電気運搬船の開発・製造を事業とするスタートアップだ。本ラウンドで調達した資金は、蓄電池製品の研究開発や、岡山県玉野市に建設中の国内最大級規模の蓄電池工場「Power Base」の製造設備導入費用などに充てられる予定だという。

今回のラウンドに参加した投資家には、日本瓦斯株式会社、Frontive Holding、森トラスト株式会社、Japan Airlines & TransLink Innovation Fund, L.P. (JAL Innovation Fund)、シリーズBラウンドでの新規投資、石油資源開発株式会社(JAPEX)、株式会社安川電機、NEC and Translink Orchestrating Future Fund, L.P.らが名を連ねる。

Frontive HoldingでSenior Investment Managerを務める落合周平氏は以下のように語る。

「 シリーズAに続き出資参画できること大変嬉しく思います。自然エネルギーの爆発的普及、次世代型エネルギー企業を目指すパワーエックスの更なる成長を楽しみにしております。同社の蓄電池等のプロダクトが日本の脱炭素化を推し進めることを期待し、これからも応援してまいります」

パワーエックス取締役兼代表執行役社長CEOの伊藤正裕氏は以下のように語る。

「これまで多くの投資家の皆様にご支援いただき、心より感謝しております。Series Bラウンドのクロージングを迎え、改めて身の引き締まる思いで事業の拡大に臨む所存です。

事業計画を実行するため必要な資金は集まっており、いよいよお客様への製品の出荷が始まります。世界トップレベルの蓄電池製品を開発・製造し、投資家の皆さまのご期待に応えながら、再生可能エネルギーの爆発的な普及を実現できるよう社員一同尽力して参ります」