2022年9月15日(木)、家具のサブスクリプションサービスを展開する株式会社ソーシャルインテリア(以下、ソーシャルインテリア)は、第三者割当増資および金融機関からの融資により、総額約13.3億円の資金調達を実施したことを発表した。
ソーシャルインテリアは、「よいものが、循環する社会へ」をビジョンに掲げ、2本柱の事業を掛け合わせ、家具の循環型社会の実現を目指すスタートアップだ。2021年には東洋経済の「すごいベンチャー100」に選出された。同社代表の町野健氏が、上智大学大学院修了後、日本ヒューレット・パッカードを経て、2016年にカマルクジャパン(現・ソーシャルインテリア)を設立し、翌年に現在の「家具のサブスク」のアイデアに辿り着く。
2018年3月に開始した新品家具・家電のサブスクリプションサービス「サブスクライフ」は、月額で必要な時に必要な分だけ、必要なモノを所有せずに利用できるサービスだ。初期費用を大幅に軽減し、デザイン性の高い家具・家電を利用できて、気に入ったら買い取ることも可能だ。レンタルは使い続けると商品価格を超えるが、サブスクライフは、商品価格を超えない月額料金設定だ。
2021年1月開始に開始した家具・家電がお得に買えるオフプライスマーケット「サブスクライフ オフプライス」は、メーカーの遊休在庫や法人のリユース品の出品が可能で、家具が循環する度に、いいものを提供したメーカー、パートナーに収益の一部を分配する業界初の取組みを行っている。
ソーシャルインテリアは、2022年9月15日(木)、新規引受先として株式会社ロッテベンチャーズ・ジャパン等を引受先とした第三者割当増資、および金融機関からの融資により、総額約13.3億円の資金調達を実施したことを発表した。同社は、今回の調達により、家具のサブスクリプションサービス「サブスクライフ」及び、家具のオフプライスマーケット「サブスクライフ オフプライス」のシェア拡大に加え、家具を所有せずに利用する選択肢と、家具の再利用を促し、家具の循環型社会づくりの実現に向けた施策を加速するという。
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