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Web3企業の財務データ管理を支援する「Tres」が、7.6億ドルの資金調達を実施

Web3企業の財務データ管理を支援する「Tres」が、7.6億ドルの資金調達を実施

2022.09.21

Web3企業向けの財務「データレイク」とも呼ぶべきデータプラットフォームを開発するTresがシードラウンドで760万ドルの資金調達を行ったことをTechcrunchが報じた。

リード投資家はboldstart venturesで、F2、The ChainsmokersのVCである「Mantis」、New Form Capital、Kenetic Capital、Blockdaemon Ventures、Alchemyやエンジェル投資家としてFireblocksのCEOであるMichael ShaulovやChainalysisのCEOであるMichael Gronagerなどが参加した。今回調達した資金は、主に雇用とプロダクト開発に充てられる。

テルアビブを拠点とする同社は、さまざまなウォレット、アカウント、プラットフォームにまたがり、暗号通貨に関するデータを集約し、Web3企業の財務チームが、暗号通貨を深く理解せずとも財務管理できるようにするためのプラットフォームを開発している。

現状、Web3企業が財務を管理するための技術やプラットフォームはほとんど存在しておらず、Web3企業の財務管理は煩雑になっているが、このプラットフォームにより、既存の中央集権型のデータソースとオンチェーンのデータソース両方からデータ収集し、現預金残高の計算や監査、レポートなどの財務ワークフローを可能にすることで、オンランプ(現金から暗号通貨への変換)及びオフランプ(暗号通貨から現金への変換)の両方で、Web3資産を監視、管理することが可能になる。

創業者でCEOのTal Zackonは以下のように説明している。

「財務チームは暗号通貨の分野に精通しているわけではなく、新たなプロトコルやプロダクトが出現し続けるWeb3の環境は従来の財務とは大きく異なるため、財務パラメータ内でなにが起こっているか理解できないが、Tresによりビジネスに関連するすべてのデータを必要な形式でデータレイクに格納することで、手動でデータを収集し、移動し、編集し、計算する必要がなくなります」

Tresは現在までに、アメリカ、イスラエル、ヨーロッパにまたがり、Hivemind Capital、ノンカストディアルステーキングプラットフォームのStakely、ブロックチェーンインフラ企業Blockdaemonといった顧客の400億ドル以上の暗号資産を監視・分析しているとのことである。

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