Published 24 Oct 2022

国際物流プラットフォームを運営する「Willbox」が、約7億円の資金調達を実施

国際物流プラットフォームを運営する「Willbox」が、約7億円の資金調達を実施

2022年10月24日(月)、国際物流プラットフォーム「Giho」を運営するWillbox株式会社(以下、Willbox)は、シリーズAラウンドにて総額約7億円の資金調達を実施したことを発表した。

Willboxは、「国際物流をより最適に、よりスマートに。」というミッションのもと、「デジタル化が進まず非効率な産業構造かつ選択肢が限られている」という国際物流業界の課題解決を目指すスタートアップだ。

同社が運営する国際物流プラットフォーム「Giho」は、主に「大型貨物(工業製品)」を扱う荷主企業とデータベース化された物流事業者を直接つなぐクラウド型サービスだ。 「Giho」の中心には、特許を含む独自の技術で構成されコアテクノロジー「Giho Engine」が搭載されている。「梱包から輸出」までを一気通貫で見積もりから工程管理までを行うことができ、集められたデータは次の輸出をよりスムーズに行えるように分析される。


Willboxは、2022年10月24日(月)、シリーズAラウンドにて総額約7億円の資金調達を実施したことを発表した。既存投資家であるSMBCベンチャーキャピタルがリード投資家となり、同じく既存投資家の三菱UFJキャピタル、丸紅ベンチャーズ、ANOBAKAに加え、 新規投資家として米国セールスフォースの投資部門であるSalesforce Ventures、Golden Asia Fund Ⅲ、みずほキャピタルが参加した。Willboxは、今回調達した資金をもとに、顧客基盤の拡大に向けたサービス開発を加速すると共に、国内拠点の充実と台湾における事業立ち上げを進める予定だという。

SMBCベンチャーキャピタル株式会社の投資営業第四部で副部長を務める中野哲治氏は以下のように語る。

「Willbox社は、神CEOを中心とした、現場感のある圧倒的なドメイン知識・推進力が魅力の活気に満ち溢れたチームです。前回ラウンドでのご支援以降、COVID-19により国際物流の外部環境は激変致しましたが、デマンド・サプライ双方の課題とニーズに対して泥臭く向き合うことで、この変化のタイミングを確実に捉え、非常に幅広い物流機能の選択肢を提供可能なマーケットプレイスへと進化しております。Willbox社の更なる飛躍を、全力でサポートして参ります」


Willboxの会社概要はこちら
https://protocol.ooo/companies/willbox