Published 18 Aug 2022

中国出身の起業家が創業した「NGA」が、本田圭佑氏から資金調達を実施

中国出身の起業家が創業した「NGA」が、本田圭佑氏から資金調達を実施

2022年8月18日(木)、次世代アプリを開発・運営する株式会社NGA(以下、NGA)は、サッカー選手の本田圭佑氏率いる個人ファンド「KSK Angel Fund」の出資と、複数の既存投資家からの追加出資を受け、累計8800万円の資金調達の完了を発表した。

NGA創業者で、中国出身の王沁(Alex Wang)氏は、2010年に来日した後、広告事業を起業しながら、慶應義塾大学商学部に入学し、在学中にコンテンツ商社「JCCD.com」、AIプラットフォーム「AiBank.jp」などを運営する華和結ホールディングスを設立した。大学卒業後は、同社を経営しながらリクルートホールディングスに入社し、プロダクト統括本部にて新規事業統括を担当した。2021年にリクルートを退社し、同年の5月25日、3回目の起業としてNGAを創設した。

NGAは、X-Techによるネットとリアルの融合、そしてアナログ産業におけるDXとイノベーションの創出を目指し、次世代アプリを開発・運営している。「タイムマシン経営」を経営手法の核とし、モバイルインターネット事業が進んだ市場で成功したビジネスモデルを日本に導入し、また先進的な技術を実装することによって、人々の生活をより便利に、より豊かにするサービスを提供し、日本社会におけるリソースの非効率解消と社会課題の解決に取り組んでいる。

NGAは、1年前の2021年8月にエンジェルラウンドでの資金調達を実施しており、西田真樹氏(元電通中国・デジタルビジネス統括、ByteDance副社長・TikTok日本統括)、梅澤高明氏(A.T.カーニー日本法人会長、CIC Japan会長)、鎌田和樹氏(UUUM株式会社代表取締役CEO)、梅田裕真氏(株式会社メディカルノート代表取締役CEO)、鈴木達哉氏(株式会社ギフティ代表取締役)、田中祐介氏(Z Entertainment株式会社取締役、株式会社GYAO代表取締役、株式会社クロスシー代表取締役)など、計9名の著名経営者が株主に名を連ねている。 

NGAは、今回の本田圭佑氏からの資金調達の実施に伴い、「企業と求職者を直接つなぐ、独自のAIアルゴリズムとビジネスモデルが実装された次世代採用アプリ『HelloBoss』」のβ版のリリースを発表した。同社は、本日から「HelloBoss」の初期機能を公開し、従来の採用サービスの仕組みに対して変革を起こし、日本の労働市場の重要課題である人材流動性の乏しさの解決を目指すという。

今回の出資に伴い、本田圭佑氏は以下のように語る。

「僕は、NGA社が次世代アプリで社会課題の解決を目指している姿勢に共感しており、今回HelloBossが着目している採用市場のニーズには、日本の中小企業をはじめ、産業界全般に変化を起こす可能性が潜んでいると信じています。人材の獲得に関する悩みは多くの起業家や経営者から聞きますので、HelloBossが提供するサービスに大きな価値があり、『次世代』の採用のあり方を創り出すことを期待しています」


NGAの会社概要はこちら
https://protocol.ooo/companies/nga