Published 21 Oct 2024

Lunaについて/自己紹介

Lunaについて/自己紹介

ご挨拶

はじめましての方、はじめまして。後藤慶士です。
現在は株式会社Lunaという会社で、世界46カ国7万人のユーザーを抱える日本最大級のkinky コミュニティ/マッチングサイトを運営する代表をやっております。現在3年目に入ったところですが口コミのみのみで世界中に利用者がおり、イベントなどを開催すると飛行機で海外からも参加しに来てくださります。


キャリアについて

元々は株式会社リーディングマークという会社に、大学生インターンから仕事していました。
大学は九州で、当時はリモートなどない時代だったので、東京にあるリーディングマーク(当時は株式会社ist)で働くために大学を休学して引っ越してきて働いていました。
入社当時istは社員数が4名程度の小規模な会社だったのですが、途中で色々あり、社長とふたりきりになったりしておりました。

よく、スタートアップの会社で働くってことは、全く寝ずに朝から晩まで仕事をしている。とか、
土日や休みなんて概念はなく、仕事とプライベートは完璧に一緒なものだ、など言われると思いますが、結論、あれはガチです

彼女とデートで行った東京ディズニーランドでの待ち時間は、パソコン持ち込みで作業してて、怒られて別れた原因になりましたし 、お正月も実家に帰って友達の車で初日の出を見に行きつつ、ひたすら車の中でパソコンをカタカタしながら、横目で初日の出を一応拝んでました。
社員旅行のときもみんな沖縄の海でパソコン開いて仕事してました。


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それでも楽しかったこと

当時は辛いとか、仕事が嫌だとか、そんなことは微塵も思わなかったですし、一般的にはブラックなんだろうなとは思ってましたが、寝る時間以外24時間365日働いて、休日の朝9時に家の近くのマックに行ってそのまま夜の23時までカタカタしてるのも、自分の仕事が直に形になっていくのを感じることが出来て、とても楽しかったのを覚えています。(マックの人、居座ってごめんなさい)

ある日、会社の通帳を見たら、当時時給換算で ◯00円で働いてた大学生の自分の通帳よりもお金がないことがあったんですよ。
(今では笑い話で過ごせるものの、完全にキャッシュアウト寸前だったなと思います)

その後、今ではテレビにCMもたくさん打って、マザーズにも上場し時価総額も数百億円の社長さんが、当時はまだ事業も立ち上げた直後くらいなんじゃないかと思いますが、たまたまふらっとうちのマンションオフィスへ来ていただいたことがあって、一緒にピザを食べたのですが、そのときに言われたのが、

「将来会社をやりたいなら "給料日は怖いものだ" というのを忘れてはいけないよ」

と言われたのが今でも強く記憶に残ってます。

やっていたお仕事

そんな経験をしながら少しずつ会社も大きくなっていきまして、15年くらいかけて、ミキワメという事業の柱もでき、当時のブラックな感じも完全になくなりとても働きやすい会社になっています。
現在は社員数はおそらく150名程度で上場直前くらいにまで成長をしていると思います。

最初の10年ほどは新卒採用の法人営業やコンサルティングを行っていました。官公庁や大手外資系の企業、日系大手のお客様へお仕事をしていました。
人材のコンサルっていうと人材紹介って思われがちなのですが、紹介事業よりも、会社のブランディング戦略を作ったり、ベンチャーの人事部を立ち上げたり、インターンシップのプロジェクトを作ったりしてきました。
そこで思ったのは、コンサルってどうしても労働集約になりがちで、自分が関わり続けることでお金をもらえる形のほうが、当然次の数千万円の発注にもつながるのでコンサルティングの仕事としては正解であるとは思うのですが、個人的には仕組みを作って自分がかかわらず回せる形を作りさっさと抜けて新しいことをするほうが楽しくて好きだなということでした。

そうこうしてるうちに、新規事業の立ち上げなどを行うことになりました。
今のリーディングマークの事業の柱であるミキワメを立上げたのですが、当初やろうとおもったのは、PSYCHO-PASSシビュラシステムが第一話で自動で職業を人に合わせてレコメンドして「あなたは警察官S判定、消防士A判定」とかやるやつでした。


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多くの人が自分に合う仕事って選ぶの苦手で、ほとんどの人がキャリア迷子になっている中で、なんならシステムで仕事をレコメンドしてしまう世界をつくろうということを考えてプロジェクトスタートしました。
流石にシビュラシステムは作れなかったのですが、色々試行錯誤して良いものができたと思っております。詳しくはミキワメを見てください
そのうちシビュラシステムは作りたいです。

ミキワメ



Lunaとは

その後しばらくしてLunaを立ち上げることになりました。
最初にLunaの紹介をすると、Lunaは、特殊性癖やフェティッシュなどkinkyやSMと言われる人々が自分らしくいられる居場所を提供する、日本最大級のkinky コミュニティ/マッチングサイトです。
世の中には、星の数ほど多くのマッチングサイトがあります。
大手のメジャーなマッチングサイトでも一晩の出会いだけを目的とした性的な出会い系サービスなども多く存在します。
そんな中、Lunaは特殊性癖やフェティッシュなどkinkyやSMと呼ばれる人を対象にした単なるアダルトではない、マイノリティーの方の居場所となり得るユーザーが安心して交流できるコミュニティとしての立ち位置を目指しています。
SMや特殊性癖、フェティッシュなどというとどうしても今この時代ではアダルトを想像しがちだと思います。
でもアダルトだけではない側面もあるのです。
東京国際映画祭 最優秀監督賞・観客賞を受賞した、稲垣五郎さんや、ガッキーさんが出演してる「正欲」という映画があります。

この映画がまさにkinkyや特殊性癖の人々の生き方を描いている映画なのですが、その中に「生きるために必死だったこの道のりを「ありえない」って簡単に片付けられたことありますか」と言われる場面があります。


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誰を助けたいのか?

SMやフェティッシュ、特殊性癖を持つ人々は自分自身が本当に持つ想いを隠していきています。
その背景には社会的にSMやフェティッシュといった考えはタブー視されることが多く、「頭がおかしい」「気持ち悪い」「狂ってる」「ありえない」と言われることがとても多くあります。
でも、世の中にはそういう人たちがたくさんいるんです。実際Lunaには世界中で7万人もの人がクチコミだけで知って登録をしてくれています。
中を覗いてみれば、マイノリティとして試行錯誤して性の自己表現を悩んでいる人たちがたくさん存在します。
社会的に認めれないから、気づかれないように隠して生きているだけで、そんな苦しみを抱えている人はたくさんいるんです。
例えば、友人の女性がMの方でなかなか自分自身の居場所を見つけることができず、苦しんで生きていましたが先日自殺をしてしまいました。
その人はSMという場所に自分のアイデンティティを持っており、でもなかなか理解がされず苦しんでいました。

今の社会ではSMや性的な嗜好を持つことはタブーとされ、普通の思考以外は人にも話せないものになっています。でも何十億人の人間が地球にいるのに、性的に興味を持つことが普通のことしか許されないという考え方自体が、多様性に反してると思いませんか?

もちろん、犯罪や人に迷惑をかけることは問題外ですが、人に迷惑をかけず自分の好きなことを満たすことの何が悪いのでしょうか。なぜ否定をされないといけないのでしょうか。SMやフェティッシュ、特殊性癖とは単なる性的な行為ではなく、特殊性癖を持つ人々がそのアイデンティティを表現するための方法の一つです。

Lunaはそのような人たちへ、「あなたは一人ではない」というメッセージを伝えたいと考えています。
SMやフェティッシュ、特殊性癖などに対する誤解や偏見を解消し、一元的なアダルトな見方ではなく、多面的にこの世界が持つポジティブな視点を広めるために活動をし、私達が社会に迷惑をかける存在ではないということを伝えていきたいと思っています。

Lunaの使命は「安心して自分らしさを追求できる社会を作ること」です。
特殊性癖を持つ人々が生きやすい、自分らしく生きることができる居場所を作っていきます。

そんな想いを持って、Lunaを立ち上げ最近はお仕事をしています。


現在Lunaでは、正社員、エンジニア、CTOを募集しています。
特にCTOの職種を絶賛募集中です。
ぜひお気軽にカジュアル面談から少しでもご興味をいただけたらご連絡ください。


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