日本中・世界中のスタートアップの起業家と投資家を繋ぐプラットフォーム「PROTOCOL」では、Airbnb、Stripe、Redditなどのデカコーン(時価総額が$10Bを越える企業)を生み出した世界最高峰のスタートアップアクセラレーター「Y Combinator」に着目し、「YC Startup Fundraise」と題して、彼らが投資したスタートアップ「YC Startup」の最新の資金調達発表ニュースを、毎週、紹介しています。この記事では、2023年12月第1週(12/5~12/11)の資金調達情報(企業名、事業内容、参画バッチ、調達ラウンド、調達額、投資家など)をお届けいたします。
1) Velt (YC W22)
事業内容:Veltは、開発者が自分のアプリケーションに協力機能を30分以内に追加できるツールキットを提供するスタートアップです。これにより、開発者はGoogle Docsのような文脈コメント、Figmaのようなライブウォークスルー、Loomスタイルの録画機能、Slackスタイルのハドルなど、必要な協力機能を選択できます。Veltの目標は、インターネット接続されたアプリケーションにおいて、ユーザー間の協力を可能にすることです。
調達ラウンド:シードラウンド
調達額:$2.77M
参画バッチ:YC Winter 2022
調達発表日:2023年12月5日
投資家(抜粋):Y Combinator、Spider Capital、Amino Capital、First Row Partners
所在地:不明
ウェブサイト:https://velt.dev/
2) Replicate (YC W20)
事業内容:Replicateは、開発者やビジネスが利用できるオープンソースのAIツールを提供することに注力しています。彼らの目標は、ソフトウェア開発者とビジネスがこれまでに触れていない分野にAI技術を拡大することです。
調達ラウンド:シリーズBラウンド
調達額:$40M
参画バッチ:YC Winter 2020
調達発表日:2023年12月6日
投資家(抜粋):a16z、NVentures(NVIDIA)、Heavybit、Sequoia Capital
所在地:アメリカ(サンフランシスコ)
ウェブサイト:https://replicate.com/
3) Pachama (YC W19)
事業内容:Pachamaは、自然を復元することで気候変動に対処することを使命とする技術会社です。彼らのテクノロジーは、最新の衛星データとAIを活用し、森林がどのように炭素を吸収し、野生生物を保護し、地域社会に生計を提供するかについての前例のない洞察を提供します。
調達ラウンド:シリーズBラウンド
調達額:$64M
参画バッチ:YC Winter 2019
調達発表日:2023年12月6日
投資家(抜粋):T.Capital、Lowercarbon Capital、Positive Ventures
所在地:アメリカ(サンフランシスコ)
ウェブサイト:https://pachama.com/
4) Spade (YC W22)
事業内容:Spadeは、カード発行者がリアルタイムのトランザクションインテリジェンスにアクセスすることで、多くの詐欺を排除できると考えています。このスタートアップは、カード発行者がトランザクションを数秒で承認するために使用する数字と文字の列を解読することに焦点を当てています。
調達ラウンド:シリーズAラウンド
調達額:$10M
参画バッチ:YC Winter 2022
調達発表日:2023年12月6日
投資家(抜粋):Flourish Ventures、a16z、Gradient Ventures、Dash Fund
所在地:アメリカ(ニューヨーク)
ウェブサイト:https://spade.com/
日本中・世界中のスタートアップの起業家と投資家を繋ぐプラットフォーム「PROTOCOL」は、「PROTOCOL Capital」を通じて、投資家の皆様に、優良なスタートアップ企業への投資機会を提供しております。Y Combinatorをはじめとする世界のトップティアVCとの共同投資へのアクセス等にご興味のある、エンジェル投資家、VC、事業会社、その他スタートアップ投資をされている団体の方がいらっしゃいましたら、以下のリンクより投資家登録をした上で、PROTOCOL Capital運営からの通知をお待ちください。