興和グループ(代表 三輪芳弘)は、2024年12月25日に創業130周年を迎えました。
1984年の創業から現在に至るまでの歴史をご紹介します。
綿布問屋「服部兼三郎商店」を創業
興和グループは、1984年創業の個人商店「服部兼三郎商店」からスタートしました。
創業当初は絞や知多木綿の集荷を手掛けており、1912年には事業拡大のため、株式会社服部商店へと商号を変更しています。
また、1914年に繊維産業へ本格参入すべく織布業を開始し、1917年には紡績業を開始しました。
その後は市況暴落による経営難や関東大震災による被害を受けながらも、三輪常次郎を筆頭に再建への道を切り拓き、1945年には初めて「興和」の商号を使用しました。
戦後に行った積極的な新規事業参入
1946年以降は光学事業や医薬事業に新規参入し、1949年に日本初となる抗ヒスタミン剤配合の風邪薬「コルゲンコーワ」を発売、1952年には日本で初めてスポッティングスコープの製品化に成功します。
そして、1954年に本社を現住所に移転し、その後も新商品の発売や新会社の設立を行いました。
興和株式会社への商号変更
1960年には興服産業株式会社を「興和株式会社」へ商号変更しています。
興和紡績株式会社、興和株式会社、興和新薬株式会社が「興和」の名を冠することによって、商号の上でも「興和グループ」が確立することとなりました。
1963年からは欧州への進出を開始し、1968年には不動産事業へ、1979年には印刷事業へ新規参入しました。
2000年へ向け、新商品の発売や研究所・新会社の設立を行うなど、高度成長期とともに興和グループも大きく飛躍しています。
新しい未来を目指して
1999年にホテル事業へ本格参入し、2000年代には欧州での医薬品製造販売を行う新会社の設立や高コレステロール血症治療剤「リバロ」を発売したほか、事業拡大に向けた企業買収などを積極的に行いました。
そして、2013年にメガソーラー事業へ参入し、2022年にはCO2排出削減を目指してアンモニア混焼技術の共同検証を開始するなど、「健康と環境」をテーマに新しい未来を目指し続けています。