創業から3年|辛酸を舐めまくった
そもそも外国人の方を雇用してくれる企業が少なく初年度の売り上げはなんと40万円。どうやって食っていけば良いのか、本当に泣きたくなった。
小岩のペンシルビルに仕事を求めて集まってくれる外国人はどんどん増え物理的に会うのはもう無理と考え、Facebookでカンパニーページを立ち上げた。あれよあれよというまにファンと友達は増えた。
そして、ワードプレスでなんとかかんとか求人サイト拵え、こちらも少ない求人数に対し、応募数過多の状態が続き、1日のPVが10,000を超える日がザラにあった。
とはいえ、外国人雇用をしたい企業は少なく、開拓に奔走した。多い時で1日300件のテレアポをしつつ、物理的に企業の人事担当に会いにいき、パートアルバイトの人材紹介契約をとってくる。そんな日を繰り返すうち、徐々に契約が増えていった。
2017年頃から世の中が変わった
コンビニで外国人がレジ打ちをする、居酒屋に入れば外国人が注文を取る。そういった状況が東京では一般的になってきた。日本人の消費者の「目」が慣れてくると一気に形成が変わった。企業から獲得できる求人が増え事業が軌道に乗り始めた。
求人も多い、求職者も多い、いくらオンラインでマッチングしても、頑張ってメンバー一人当たり1日20人。毎日死にそうになりながら、マッチングを繰り返した。
売上を作る、そして事業として成立させるために、メンバーにとってしんど過ぎて、大切なメンバーに去られる日が来てしまった。
これはIT化した方がよさそうだ
外国人のマッチングで一番注意しなければならないのが、「在留資格」と「求人に求められる日本語力」だった。これを一定のアルゴリズムでマッチングできないか?そうすると、マッチングするメンバーは楽になるはずだと考え、2019年からプラットフォームの構想を練り始めた。