はじめまして、KnockLearn代表の福本です。
我々は副業社会人による学生向けオンライン家庭教師サービスKnockLearnを展開しています。
KnockLearnの由来は"社会の扉を叩いて学ぶ"からきており、ロゴもこの意味を込めて作成しています。
2020年末ごろからどのようなサービスにするか考え始め、今年4月にコンセプトが固まり、5月にHPを公開。現在β版として一部サービスをリリースしています。
私たちは「教育の力で、次世代へバトンを。」というミッションを掲げ、社会との接点を創出し、日本の明るい未来を創っていく全ての人々の可能性を広げることに挑戦しています。
なぜ私たちは今このミッションに取り組んでいるのかを説明します。
少し教育の歴史を見ていきましょう。
現在の日本の教育制度は、少しづつ変化はしつつも、戦後から脈々と続いている単線型の学校教育制度です。
能力と発達時期の異なる子どもたちを、スタート時点は平等である6・3・3制度(小学校6年・中学校3年・高校3年)の中で競わせ、偏差値で階層化された学校に進級させることが当時の連合軍総司令部(GHQ)および日本国の合意のもと個性教育とされていましたが、実際には真逆の同質化や偏差値重視が進んでしまいました。
単線型学校教育×日本人に備わる職人気質を活かしたものづくり×大量生産方式で、高度成長期を成し遂げ、日本は世界経済をリードする大国になりましたが、1990年代にテクノロジーの進化が世界的に起こり始めていたのに、高度成長期の成功のジレンマに囚われること(そのほかにも要因は様々あると思います)で、テクノロジーをうまく活用できず、教育も時代に合わせてアップデートできず、外部の環境とかけ離れた教育を行なってきたと考えています。いわゆる失われた30年のことです。
(もともと日本人はシステム思考も苦手であり、原因を突きつめていくと日本文化論に行きつきます。)
一方、教育に関する明るいニュースも最近は多いです。
目まぐるしく変化する社会に対応するためには、1つの解を求めることより、複雑に絡み合う事象の課題を深く見つめ、それぞれに合わせて複合的に解決することを目指す「探求」の授業が各科目にそれぞれ追加されたり、「総合的な探究の時間」が週に数時間確保されたりと、環境に合わせて個性を活かす教育も一部では始まっています。
このように日本の教育制度が少しづつ変化し始めているタイミングは私たちにとって挑戦をするチャンスだと考えています。
現在の教育制度の対して、私たちが一番課題だと捉えていることは、子供たちの教育を担う先生たちの99%以上がリアルな社会を知らず、子供たちに社会との接点を提供できていないです。
ほとんどの教員は大学や専門学校で教員免許を習得し、そのまま教員になっています。
また、学習塾で教える講師も教育業界一本で仕事をしてきた"社会をあまり知らない"社会人か大学生が大半です。
彼らが社会について子供たちに伝えることができるかと言われると、教育業界以外での社会経験がないので、ほとんどの方がリアルな社会と乖離がある一般論的な話しかできず、子供たちの探究心や好奇心を養うことは難しいです。
(日本の教育を受けてきた方々は大人になって振り返ってみると、このような課題を感じることは多いのではないのでしょうか。)
この課題に対して私たちは、勉強や探求を教える講師を社会人に限定し、リアルな社会を子供たちに伝えることで、彼らの好奇心や探究心、思考力を養い、実践するところまで伴走します。
これまでは私たちKnockLearnのような副業社会人による学生向けオンライン家庭教師サービスの実現は非常に難しかったです。
それがコロナによるオンライン完結型社会の普及、企業による副業推進などがここ1年ほどで急激に進んだことで、ようやく実現可能となりました。
(出身地も働いている業界も職種も多種多様なknockLearn講師陣。YouTuberなどユニークな講師も在籍。KnockLearnの講師陣は教科学習も教えられますが、個性豊かな子供たちの成長に真に寄り添うことができるかどうかを重要視して採用しております。)
可能性を秘めた子供たちが創る明るい日本の未来へ向けて
まだまだ私たちも子供たち同様、可能性を秘めた存在であり、ここが始まりの第一歩目です。
教育に対して私たちと同じような課題を抱いている社会人の方へ
私たちと一緒に子供たちの可能性に少しでも寄り添っていただけたら嬉しいです。
学校教育や学習塾の教育に対して疑問や課題感を持っている親御さんへ
お子様の個性に合った先生からリアルな社会や勉強を教えてもらうことができるKnockLearnを一度覗いてみていただけたら嬉しいです。
素敵な考え方だね、もっとここ変わるといいねと思ってくださる方へ
心暖かい応援やご意見をお気軽にいただけると嬉しいです。
どうぞ宜しくお願い致します。