今日は、私の仕事を通して感じることを皆さんと共有したいと思います。
施工管理技士の仕事は、以前も紹介していますが一言で表すと、建築物や構造物を計画通りに完成させるための「現場監督」です。図面通りに工事が進んでいるか、安全に作業が行われているか、スケジュール通りに工事が完了するかなど、様々なことをチェックし、問題があれば適切な対策を講じなければなりません。
現場は、オフィスとは全く異なる環境です。天候に左右されたり、予期せぬトラブルが発生したりすることも多く、常に臨機応変に対応する必要があります。
また、職人さんや協力会社の方々との連携も非常に重要です。彼らの技術と経験に敬意を払いながら、互いに協力し合い、一つの目標に向かって進んでいく。その一体感が、私にとって大きなやりがいのひとつです。
しかし、一方で課題や悩みも少なくはありません。
近年では、技術の進歩に伴い新しい工法や材料が次々と登場しています。そういったものに対応するためには、常に勉強をし、最新の知識を習得し続ける必要があります。
その他にも、人手不足が深刻化しており、単純に業務時間の増加や、優秀な職人さんを見つけることが難しくなっているのも現場仕事の現状です。
さらに、安全管理の重要性は年々高まっています。
少しでも安全を怠ると、大きな事故につながる可能性があります。そのため、日々安全パトロールを行い、危険箇所があればすぐに改善策を講じるなど、何よりも安全第一の意識を徹底しています。
施工管理の仕事は、決して楽ではありません。しかし、建物が完成した時の達成感は、言葉では言い表せないほどのものです。自分の手で生み出したものが形になり、人々の役に立つ。その喜びが、私をこの仕事に突き動かしています。
今後も、より安全で、より質の高い建築物を造り、社会の発展へと貢献できるよう日々精進していきます。