Published 18 Oct 2022

オンラインアシスタント「フジ子さん」が、4億6500万円の資金調達を実施

オンラインアシスタント「フジ子さん」が、4億6500万円の資金調達を実施

2022年10月18日(火)、オンラインアシスタントサービス「フジ子さん」を運営するフジア株式会社(以下、フジア)は、エクイティファイナンス並びにデットファイナンスにより、総額4億6500万円の資⾦調達を完了したことを発表した。

フジアは、「オンラインアシスタントを、日本でも当たり前に」というビジョンを掲げ、企業の人手不足を解消するインフラのような存在を目指すスタートアップだ。同社が運営するオンラインアシスタント「フジ子さん」は、企業の成長に必要なノンコア業務と呼ばれるバックオフィス作業に対し、必要な時に、メールやチャットなどのオンラインでアシスタントに依頼することができるサービスだ。世界30ヵ国以上に在住する実務経験豊富なスタッフが「フジ子さん」として活躍し、夜間対応も、時差を活かして持続可能な形で対応をしている。

「フジ子さん」では、採用・雇用・設備などのコストや、アシスタントを採用する求人・入社などにかかる手間や時間をかけることなく、様々な実務経験を持ったアシスタントがチームで対応する。経理・人事労務・総務業務などの事務作業から、Webデザイン・サイト運営、翻訳、コール業務など、幅広い依頼が可能だ。さらに書類の整理や、紙ファイルの作成などオフライン業務にも対応し、今後もリクエストに応じた作業依頼に柔軟に対応できるよう、サービスの拡大を予定しているという。

フジアは、2022年10月18日(火)、フューチャーベンチャーキャピタル株式会社、鎌倉投信株式会社、株式会社basepartners、株式会社ベクトルPKSHA SPARX アルゴリズム1号投資事業有限責任組合、ロッテベンチャーズ・ジャパン投資事業有限責任組合、アビリティーセンター株式会社を引受先とする第三者割当増資、三井住友銀行と日本政策金融公庫からの融資をもって、総額4億6500万でシリーズAラウンドの資⾦調達を完了したことを発表した。

フジアは、今回の資金調達により、「オンラインアシスタント」サービスの認知度を高め、利用者数を拡大するためのマーケティング活動、「フジ子さん」として活躍する人材の獲得、サービス内容の自動化に向けたシステム開発を加速し、さらなる成長を目指すという。

今回の出資にあたり、フューチャーベンチャーキャピタル株式会社の投資本部でシニアインベストメントオフィサーを務める中澤篤氏は以下のように語る。

「代表の山田さんとは前職時代に知り合い、今回の調達をご一緒することができ大変嬉しく思います。いつも冷静で論理的でありながら端々から感じる仕事への情熱や野心溢れる、そんな山田さんを中心にフジアは飛躍的な成長を続けています。日本国内における労働人口の減少は深刻な課題であり、顧客である中小企業、個人事業主の生産性向上はもちろん、サービスを支えるアシスタント人材の採用を通じて女性の社会進出にも貢献しています。これから弊社一丸となりフジアを支援して参ります」


フジアの会社概要はこちら
https://protocol.ooo/companies/fujikosan