2022年9月5日(月)、世界最小の健康管理用スマートリング「SOXAI Ring」を開発する株式会社SOXAI(以下、SOXAI)は、総額3億1500万円の資金調達を実施したことを発表した。
SOXAIは、「ヘルスケアをライフスタイルに」をビジョンに掲げる日本のヘルステック企業だ。2021年2月に渡邉達彦氏によって設立された。生活のあらゆる場面に生体センシング技術を適応させることで、人々が日常生活の中で自然と健康増進に取り組むことができる世界の実現を目指す。同社は、人々の健康管理・健康増進を目的とした指輪型ウェアラブルデバイス(スマートリング)である「SOXAI Ring(ソクサイ リング)」を自社開発している。
「SOXAI Ring」は、幅7.6mm、厚み2.5mmという超小型デバイスであり、バイタルセンシング機能が搭載されたスマートリングの中では世界最小のサイズを実現している。当製品は様々なバイタルデータを正確に・連続的に・さりげなく取得できることが強みであり、データの測定精度や装着感、ファッション性といった従来のウェアラブルデバイスの課題を解決し得る製品となっている。2022年3月から開始した先行予約販売では、5日間で4000万円以上の売上を達成した。
「SOXAI Ring」は、装着者に負担を与えることなく、心拍数、心拍変動、血中酸素レベル、体表面温度、活動量等のバイタルデータを精度高く測定可能であり、取得した情報は独自のアルゴリズムで分析することで、睡眠状態、活動状態、ストレス状態、憂鬱レベルなどをモバイルアプリ上で表示する。様々な健康指標を分かりやすくスコア化することで、ユーザーの特性にパーソナライズされた生活習慣や睡眠の質の改善に繋げるという。
SOXAIは、2022年9月5日(月)に、大正製薬株式会社、りそなキャピタル6号投資事業組合、PKSHA SPARXアルゴリズム1号投資事業有限責任組合などを引受先として、コンバーティブルノート等により総額3億1500万円の資金調達を実施したことを発表した。調達した資金は、更なる競争力強化を目的に、機能や製品の追加開発、量産体制の構築、部材・部品の調達、マーケティング活動、人材採用に充てるという。同社代表取締役社長の渡邉達彦氏は以下のように語る。
「スマートリングは人間と機械の関係性を次のフェーズに導くためのデバイスであると考えています。今回、既存投資家の皆さまに加え、大正製薬様をはじめとする新規投資家の皆さまにも、SOXAI Ringの可能性を最大限に評価して頂けたことを本当に嬉しく思っています。
昨年に会社を創業して以来、半導体不足や急激な円安、コロナによるロックダウンなどの様々な外部環境に影響を受けながらも、遂に世界最高水準のハードウエアである『SOXAI Ring』を完成させることができました。厳しい環境下でも着実に事業を前に進めることができたのは、私を信じてついてきてくれたメンバーや日頃からご支援頂いている皆さまのおかげです。『ヘルスケアをライフスタイルに』というビジョンの実現に向け、これからもチーム一丸となり世界一を目指して邁進していきますので、引き続きSOXAIをよろしくお願い申し上げます」
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