Published 16 Mar 2023

仮屋成美が考える「良い写真」の定義

仮屋成美が考える「良い写真」の定義

写真の世界観は、写真家の個性や撮影時の状況、主題や意図などによって様々なものがあります。一般的に、写真の世界観は、写真に写し出された被写体の雰囲気や表現方法、撮影者の感性や視点、そして写真の編集や加工方法などが影響します。


写真の世界観は、写真家が表現したいメッセージや感情、ストーリーを伝えるための手段でもあります。写真家は、自分自身の視点や感性を写真に表現し、観る人に自分の思いを伝えたいと思っている場合があります。


また、写真の世界観は、写真が撮影された時代や社会情勢、文化的背景によっても異なる場合があります。例えば、戦争や自然災害などの状況下で撮影された写真は、現実の悲劇や苦難を表現することが多く、その世界観は重厚で深いものとなります。


一方、ポートレートや風景写真などの作品では、写真家が自分自身の感性や技術を活かして表現することが多く、その世界観は写真家の独自性が反映されることが多いです。


写真の世界観は、写真を通じて観る人に様々な感情や思考を与えることがあります。写真家が表現したい世界観を伝えるために、写真家自身が撮影時に考えたり感じたりしたことを観る人に伝えることが大切です。


良い写真の定義とは?

良い写真の定義は、主観的であり、人によって異なりますが、一般的には以下のような特徴があります。

  1. 感情やメッセージを伝える力がある 良い写真は、観る人に感情やメッセージを伝える力があります。写真が持つ表情や雰囲気、撮影された瞬間の情景や背景、被写体との関係性などが、観る人の心に響くことが重要です。
  2. 技術的に優れている 良い写真は、技術的に優れていることも重要です。露出やシャッタースピード、構図や焦点、色彩やトーンなど、写真の基本的な技術的要素が揃っていることが必要です。また、撮影時の光のコントロールや後処理のスキルも重要な要素です。
  3. 独自性がある 良い写真は、写真家の独自性が反映されていることも重要です。写真家の視点や感性が表現されており、他の人が撮影することができない独自の世界観があることが良い写真の特徴です。
  4. 時代や社会背景に関係している 良い写真は、撮影された時代や社会背景に関係していることがあります。歴史的な出来事や社会問題を反映している写真は、時代を超えて観る人に訴えかける力を持っています。

以上のように、良い写真には、感情やメッセージを伝える力、技術的な優位性、独自性、そして時代や社会背景に関係する要素が含まれることが多いです。


そして、何よりも「写真」を好きになることが、良い写真を撮影することに繋がると考えています。


写真を好きになる方法

写真を好きになる方法には、以下のような方法があります。

  1. 多くの写真を見る まずは、多くの写真を見てみることが大切です。写真展や美術館、ウェブサイトや本など、様々な媒体から、さまざまなジャンルやスタイルの写真を観ることで、写真の多様な魅力を発見できます。
  2. 自分で写真を撮る 写真を撮ることで、写真に対する興味や感情が深まることがあります。スマートフォンやコンパクトカメラなどを使って、身の回りの風景や被写体を撮影してみましょう。自分の撮った写真を見返すことで、自分自身の写真への感性を磨くことができます。
  3. 技術や構図について学ぶ 写真には、様々な技術や構図があります。撮影時の露出やシャッタースピード、フォーカスの使い方、構図やライティングなど、基本的な技術を学ぶことで、写真に対する理解が深まります。
  4. 写真家や写真作品について学ぶ 著名な写真家や優れた作品について学ぶことで、写真の表現力や意義を理解できます。自分が好きなジャンルやスタイルの写真家や作品を見つけ、研究してみましょう。
  5. 写真仲間を作る 写真を楽しむためには、同じ趣味を持つ人と交流することも大切です。写真撮影のグループやSNSなど、写真仲間を作り、共有することで、より深く写真に触れることができます。

以上のように、多くの写真を見たり、自分で写真を撮影したり、技術や作品、写真仲間など、さまざまな方法を試してみることで、写真に対する興味や理解が深まり、好きになることができます。


さいごに

写真で日常生活を楽しんでみてください。

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