※ このストーリーは、WebPassのWebサイトの記事からの再掲載です。
WebPassは匿名文化を否定しません
WebPass IDはドメイン形式であり、また、IDに本名や性別といった個人情報を紐付けることを強制しません。
WebPass IDのドメインは、IDの持ち主のポータルサイトのアドレスですが、ポータルサイトを本名で運営する必要はなく、ニックネームなどで運営することが可能です。
プロフィール写真や画像についても、アバターやロゴで構いません。
WebPassが実現するのは、Web上での活動の主体(投稿者など)が、同一人物であることを保証することです。
また、同一人物の活動をログとして時系列に並べ、どこでもすぐに閲覧できるようにすることで、その人物の大まかなキャラクターを形作ります。
つまり、WebPass IDはアバターであり、キャラクターであり、それが価値を持ち始めると、ブランドになります。
具体的に
例えば、WebPassを考案した「中村智」のWebPass IDは「satorun.hitois.net」ですが、名前である「中村智」の項目は、ニックネームの「サトルン」でも構いません。
「中村智」という本名を隠して、「サトルン」で活動しても構いません。
Web上の様々な投稿スペースで、「satorun.hitois.net」というWebPass IDを使って投稿した際、投稿者は全て「サトルン(satorun.hitois.net)」であることが保証されます。
これにより、「サトルン(satorun.hitois.net)」のWeb上での活動ログが時系列に作成され、公開されます。
「サトルン(satorun.hitois.net)」は起業家であり、エンジニアであり、「WebPass」の考案者であり開発者です。
その事実が「サトルン(satorun.hitois.net)」のキャラクターとなります。
そして、その功績が認められるようになれば、「サトルン(satorun.hitois.net)」はブランドになります。
ニックネームが「サトルン」なので、あまり匿名には感じないかもしれませんが、もっと実在性が無いような名前で活動すれば、それは「匿名」として成立します。
※ ここでいう「匿名」とは、本名や、どこの誰なのかが、そのユーザー名からは分からないという意味です。
ビジネスに役立つ「ブランド」
WebPass IDが価値を持つようになると、ブランドになると前述しました。
つまり、WebPass IDを使うということは、ブランド名を使って活動することになります。
ブランドがビジネスにおいて重要であることは想像しやすいでしょう。
自分のWebPass IDがブランドという価値を持つようになった時、それはあたかも法人のような性格を持つことになります。
そのWebPass IDを使って活動する時、それがニックネームなど、本人が特定できないもので利用されていたとしても、そのブランドには責任能力が生まれます。
それこそが、ビジネスにおけるメリットであり、一方では無責任な行動を抑制するものにもなります。
実態すら無い「匿名」には責任能力が無い
インターネットがサイバー領域であるために、実態すら無い「匿名」ユーザーが発言することが可能になっているという現実があります。
実態の無いユーザーには、責任能力が無く、そのため責任を取ることが出来ません。
しかし、責任能力が無いからといって、「責任は無い」として無責任な発言を許して良いのでしょうか。
Webは公共のスペースであり、そこで無責任な発言をすること、特に他者を攻撃するような無責任な発言は許されません。
「表現の自由」を主張するのであれば、発言に責任を持つ必要があります。
Webといえど、実態のない、責任能力が無いものに「表現の自由」を許してはいけません。
それを許してしまえば、Webは完全な無法地帯になってしまいます。
WebPassを強制はしない
だからといって、Webでの発言には必ずWebPassを必要とするつもりはありません。
掲示板のような、ユーザー登録が必要ないサービスに、これまで通り「実態のない匿名」での投稿を不許可にしようとは考えていません。
ですが、これまでのように誰もが「実態のない匿名」で活動出来るWebに、WebPassを適用することで「実態のある匿名」が浸透すれば、「実態のない匿名」の投稿の信用性は大きく下がることでしょう。
責任能力を持ち、責任を背負って発言する人の言葉のほうが、重みと信頼性を持ちます。
WebPassは、「実態のない匿名」ユーザーの発言の機会を奪うことまではしませんが、その発言の重みは、今よりはるかに小さなものになることが期待できます。
簡単にまとめると
「私は名前を出したくないし、どこの誰かも明かしたくない。でも私の発言を信じて欲しい!」を実現するのがWebPassです。
事業計画についてはピッチデック資料を御覧ください。
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この記事は、WebPassのWebサイトの「開発者の想い」のコーナーに掲載した「WebPassは投稿ユーザーが同一であることを保証するもの」の再掲載です。